カテゴリー [ 測定日誌 ]
- 新子(いかなご)測定結果 [2016/03/14]
- 7月提供有機無農薬栽培野菜測定結果 [2015/07/27]
- 新子(いかなご)(明石・岸和田)測定結果 [2015/03/06]
- 最近の検出事例【関西流通品】 [2015/02/20]
- 市販みその測定 [2015/01/27]
- 【関西流通品】りんご測定(青森、山形、福島、長野) [2014/10/23]
- 【芦屋浜さびき釣り】豆あじ、 ママカリ(サッパ)、小サバ セシウム不検出 [2014/09/04]
- 【関西流通品】キャベツ(群馬県産)セシウムあり [2014/09/03]
- 【関西流通品】桃(福島産)測定 [2014/09/01]
- 【関西流通品】サツマイモ(茨城)、キュウリ(福島)再測定 [2014/08/31]
- 【関西流通品】ホウレンソウ(千葉県産)、桃(福島県) [2014/08/27]
- 【関西流通品測定】新レンコン、ジャガイモ(茨城県産) [2014/08/25]
- 関西流通品(小松菜、ほうれんそう(群馬県産) [2014/08/12]
- 関西流通品(キャベツ(群馬)、キュウリ(福島)、サツマイモ(茨城)、人参(青森))測定 [2014/08/09]
- 3月27日測定日誌(一貫楼豚まん・吉野家牛丼・お菓子(チョコリング)他) [2014/03/27]
- 測定日誌(朝食シリアル再測定) [2014/03/27]
- 3月23日測定日誌(えのき・しいたけ・消臭水・マテ茶等々) [2014/03/24]
- 測定結果(粉茶・もち米・粒あん・ひいか・サバ缶・チューハイ他) [2014/03/20]
- 3月1日測定日誌(いかなご(新子)等) [2014/03/01]
- 2月20日測定日誌(人参、白玉粉)+イベント [2014/02/21]
- 2月13日測定日誌(出石そば、不二家ミルキー) [2014/02/14]
- 2月11日測定日誌(塩サバ、鶏肉、土壌) [2014/02/12]
- 2月8(土)・9(日)測定日誌(白米(山口県産)など) [2014/02/10]
- 2月4日測定日誌【カレールー(東京)、りんご(福島県産)、松葉(武庫川)】 [2014/02/05]
- 2月1日2日測定日誌(フカヒレスープ・王将餃子・酒粕・長いも・青大豆) [2014/02/04]
- 1月30日測定日誌(ラギ(インド)、赤大豆(福島)) [2014/01/30]
- 1月28日測定日誌(宝寿茶(国内産)、大鹿牛(長野県産)) [2014/01/28]
- 1月26日測定日誌(生しいたけ、しみとうふ)福島県産 [2014/01/26]
- 1月25日の測定(土壌、みかん(愛媛県産)、ずんだあん(岩手県産) [2014/01/25]
新子(いかなご)測定結果
今年も新子(いかなご)の測定を行いました。今年は値段が高いのでどうしようかなと思いましたが、明石の魚の棚で比較的やすぬ入手できましたので購入して測定しました。いかなごは、購入したままの状態(海水含む)でマリネリ容器に充填しました。海水を多く含んでいることから少し天然核種の影響が見受けられましたが、セシウムのピークは見えず、結果は昨年同様に不検出となりました。今年もくぎ煮にしておいしくいただきたいと思います。
新子(いかなご)998g 採取場所:播磨灘 測定時間 12時間


新子(いかなご)998g 採取場所:播磨灘 測定時間 12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(CPS) | 備考 |
Cs-137 | 不検出 | 0.4 | 0.01 | 計数率は、天然核種による誤検出 |
Cs-134 | 不検出 | 0.4 | 0.00 | |
K-40 | 112±28.1 | 4.7 | 0.28 |


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7月提供有機無農薬栽培野菜測定結果
7月の有機無農薬栽培提供の野菜類の測定結果を公開します。
まだ、始めたばかりなので、すべての食材とはいきませんが、継続していくことで、全ての食材に広げていけると思っています。
7月14日(火)に提供した野菜
*写真は、提供(販売)用と測定(非販売)用が混在しています。
兵庫県丹波市の有機無農薬栽培農家Iさんに提供いただいたものです。セシウム検出の判定は、計数率とスペクトルグラフによるピーク判定で行っています。
*計数率とは、1秒間に何回放射線を検出しているかという数値です。当日のバックグランド値やK40によるコンプトン散乱の影響を受けてわずかに誤検出する場合もあります。ピーク判定とは、セシウム137や134の位置にピークが見えるかどうかの判定です。計数率とピーク判定を合わせることにより、より正確な判定が可能となります。
ズッキーニ 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。Cs137計数率は、誤検出。
きゅうり 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。Cs137計数率は、誤検出。
茄子 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。
ピーマン 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。
7月26日(日)に提供した野菜
*写真は、提供(販売)用と測定(非販売)用が混在しています。
神戸市西区の有機無農薬栽培農家Yさんに提供していただいたものです。Yさんは、昨年から定期的な測定をしていただいており、放射性セシウムの検出事例はありません。
茄子 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。
茄子(クララ) 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。Cs137計数率は、誤検出。
ピーマン 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは、検出なし。Cs137計数率は、誤検出
きゅうり 測定時間 3時間
【判定】放射性セシムは、検出なし。
まだ、始めたばかりなので、すべての食材とはいきませんが、継続していくことで、全ての食材に広げていけると思っています。


7月14日(火)に提供した野菜




*写真は、提供(販売)用と測定(非販売)用が混在しています。
兵庫県丹波市の有機無農薬栽培農家Iさんに提供いただいたものです。セシウム検出の判定は、計数率とスペクトルグラフによるピーク判定で行っています。
*計数率とは、1秒間に何回放射線を検出しているかという数値です。当日のバックグランド値やK40によるコンプトン散乱の影響を受けてわずかに誤検出する場合もあります。ピーク判定とは、セシウム137や134の位置にピークが見えるかどうかの判定です。計数率とピーク判定を合わせることにより、より正確な判定が可能となります。
ズッキーニ 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。Cs137計数率は、誤検出。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.5 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
K-40 | 26.5±26.1 | 20.7 | 0.04 |
きゅうり 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。Cs137計数率は、誤検出。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.3 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 1.3 | 0.00 |
K-40 | 50.1±29.5 | 18.3 | 0.08 |
茄子 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.8 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 1.8 | 0.00 |
K-40 | 測定時間不足 | 24.9 | 0.04 |
ピーマン 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 2.9 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 2.9 | 0.00 |
K-40 | 63.0±52.7 | 39.2 | 0.08 |
7月26日(日)に提供した野菜




*写真は、提供(販売)用と測定(非販売)用が混在しています。
神戸市西区の有機無農薬栽培農家Yさんに提供していただいたものです。Yさんは、昨年から定期的な測定をしていただいており、放射性セシウムの検出事例はありません。
茄子 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 2.0 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 2.0 | 0.00 |
K-40 | 59.6±40.4 | 27.2 | 0.07 |
茄子(クララ) 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは検出なし。Cs137計数率は、誤検出。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 2.2 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 2.2 | 0.00 |
K-40 | 62.4±43.7 | 30.0 | 0.06 |
ピーマン 測定時間 1時間
【判定】放射性セシウムは、検出なし。Cs137計数率は、誤検出
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.1 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 1.1 | 0.00 |
K-40 | 35.3±22.0 | 14.8 | 0.02 |
きゅうり 測定時間 3時間
【判定】放射性セシムは、検出なし。
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.1 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 1.1 | 0.00 |
K-40 | 53.4±25.6 | 15.1 | 0.06 |
新子(いかなご)(明石・岸和田)測定結果
新子(いかなご)漁が解禁され、みなさんくぎ煮を作っていることと思います。昨年も測定しましたが、今年は、測定依頼があり、明石のいかなごを測定し、測定所で大阪府の岸和田のいかなごを購入し、測定してみました。
どちらも、計数率(1秒間の放射線の数)も0.00cpsとなり、不検出という結果でした。


明石産 岸和田産
新子(いかなご)明石産 測定時間 12時間
新子(いかなご)岸和田産 測定時間 12時間
どちらも、計数率(1秒間の放射線の数)も0.00cpsとなり、不検出という結果でした。


明石産 岸和田産
新子(いかなご)明石産 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
K-40 | 87±22.6 | 4.5 | 0.23 |
新子(いかなご)岸和田産 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
K-40 | 103±25.9 | 4.5 | 0.27 |
最近の検出事例【関西流通品】
最近の関西流通品の検出事例を紹介します。
検出濃度は、下がっては来ていますが、検出されるものは流通しています。
1.岩手県産のお米

測定依頼のあったものです。当測定所で、岩手県産のお米で検出した事例は初めてです。販売者は大阪の業者です。
2.福島県産のあんぽ柿
阪神間のスーパーに並んでいたので購入して測定してみました。福島での放射能検査もされていますが、検出下限値が25ベクレル/kgなので、それ以下で検出されたものと思います。

3.千葉県産のツバス


千葉県で水揚げされた天然のツバスです。どこの漁港かは不明です。西宮市内の魚屋さんで購入したものです。魚の測定は、あまりできていませんが、検出事例はほとんどありません。今回は、検出されました。なお、神戸の市場で購入した千葉県産のサバも測定してみましたが、検出されませんでした。
4.茨城県産のレンコン

茨城県産のレンコンは、継続的に測定しています。検出事例が多いですが全て検出されているわけではありません。このレンコンは、神戸市内のスーパーで購入したものです。
5.茨城県産のさつまいも
サツマイモは、移行率が比較的高い食材です。今回は、神戸市内のスーパーに大量に販売されていたので、大きいのを1個選んでみました。
原発事故による放射性セシウムを取り込んだ食材かどうかは、セシウム137とセシウム134の比率によって判断していますが、半減期の関係で、セシウム137と134の比率は、現在1対0.29くらいになっています。全体の検出濃度が低くなると、比率が合わないケースが多くなっています。判断は、検出濃度のみならず、スペクトルグラフにピークが出ているかどうかも見て行っています。
検出濃度は、下がっては来ていますが、検出されるものは流通しています。
1.岩手県産のお米

測定依頼のあったものです。当測定所で、岩手県産のお米で検出した事例は初めてです。販売者は大阪の業者です。
胚芽精米(岩手県産あきたこまち) 測定時間 12時間
2σとは、測定精度を95.4%に下げたときの数値です。通常は、3σ(99.7%)精度で測定しています。核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 2.09±0.812 | 0.4 | 0.08 |
Cs-134 | 0.356±0.324(2σ) | 0.3(2σ) | 0.01 |
K-40 | 25.7±10.6 | 5.3 | 0.06 |
2.福島県産のあんぽ柿
阪神間のスーパーに並んでいたので購入して測定してみました。福島での放射能検査もされていますが、検出下限値が25ベクレル/kgなので、それ以下で検出されたものと思います。


あんぽ柿(福島県産) 測定時間 3時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 5.44±2.03 | 0.9 | 0.16 |
Cs-134 | 2.08±1.27 | 0.8 | 0.06 |
K-40 | 158±45.2 | 10.8 | 0.27 |
3.千葉県産のツバス


千葉県で水揚げされた天然のツバスです。どこの漁港かは不明です。西宮市内の魚屋さんで購入したものです。魚の測定は、あまりできていませんが、検出事例はほとんどありません。今回は、検出されました。なお、神戸の市場で購入した千葉県産のサバも測定してみましたが、検出されませんでした。
ツバス(千葉県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 1.62±0.674 | 0.3 | 0.07 |
Cs-134 | 0.454±0.430 | 0.3 | 0.02 |
K-40 | 94.9±24.3 | 4.5 | 0.24 |
4.茨城県産のレンコン

茨城県産のレンコンは、継続的に測定しています。検出事例が多いですが全て検出されているわけではありません。このレンコンは、神戸市内のスーパーで購入したものです。
レンコン(茨城県産) 測定時間 2時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 9.26±3.19 | 1.2 | 0.23 |
Cs-134 | 1.52±1.45 | 1.1 | 0.04 |
K-40 | 111±39.8 | 15.2 | 0.16 |
5.茨城県産のさつまいも

サツマイモは、移行率が比較的高い食材です。今回は、神戸市内のスーパーに大量に販売されていたので、大きいのを1個選んでみました。
サツマイモ(茨城県産) 測定時間 12時間
1σとは、測定精度を68.3%に下げたときの数値です。参考値としてご覧ください。通常は、3σ(99.7%)精度で測定しています。核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 1.73±0.864 | 0.5 | 0.05 |
Cs-134 | 0.230±0.215(1σ) | 0.2(1σ) | 0.01 |
K-40 | 106±28.9 | 6.9 | 0.18 |
原発事故による放射性セシウムを取り込んだ食材かどうかは、セシウム137とセシウム134の比率によって判断していますが、半減期の関係で、セシウム137と134の比率は、現在1対0.29くらいになっています。全体の検出濃度が低くなると、比率が合わないケースが多くなっています。判断は、検出濃度のみならず、スペクトルグラフにピークが出ているかどうかも見て行っています。
市販みその測定
市販されているみその測定をしてみました。比較的安いもので、使用大豆は、「遺伝子組み換えでない」との表示はありますが、国産とは記載がありませんでした。ネット等で調べたところ大豆の産地は、タケヤみそ:北米、マルコメ:アメリカ・カナダ、トップバリュー:カナダ・アメリカ・中国 のようでした。
結果はすべて不検出でした。

タケヤみそ
測定時間 1時間
マルコメみそ
測定時間 3時間
トップバリュー米こうじみそ
測定時間 50分
結果はすべて不検出でした。



タケヤみそ
測定時間 1時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.0 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 1.0 | 0.00 |
K-40 | 132±43.0 | 12.4 | 0.33 |
マルコメみそ
測定時間 3時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.8 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
K-40 | 137±40.0 | 10.1 | 0.25 |
トップバリュー米こうじみそ
測定時間 50分
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.0 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 1.0 | 0.00 |
K-40 | 61.2±27.7 | 13.4 | 0.15 |
【関西流通品】りんご測定(青森、山形、福島、長野)
関西流通品のりんごをいくつか測定してみました。結果、福島県産にはわずかに放射性セシウムが検出されました。


サンつがる(青森) 千秋(山形)

ジョナゴールド(福島) 早生ふじ(長野)
サンつがる(青森県産) 測定時間 12時間
千秋(山形県高畠町) 測定時間 12時間
ジョナゴールド(福島県産) 測定時間 12時間
早生ふじ(長野県志賀高原) 測定時間 12時間
詳細な産地が分かるものは、記載しました。計数率が0.00cpsとなっているものは、測定下限値にかかわりなくセシウムはほとんど含まれていないと考えていただいて大丈夫です。
りんごは、東日本産が主なのでまったく食べないという方がおられます。そこで今が旬なので自主測定しました。購入先は関西のスーパーです。予算の関係でいろんな品種を購入してというわけにはいきませんでした。


サンつがる(青森) 千秋(山形)


ジョナゴールド(福島) 早生ふじ(長野)
サンつがる(青森県産) 測定時間 12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
K-40 | 17.5±7.75 | 4.1 | 0.05 |
千秋(山形県高畠町) 測定時間 12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K-40 | 21.8±11.8 | 7.3 | 0.03 |
ジョナゴールド(福島県産) 測定時間 12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 3.08±1.10 | 0.5 | 0.08 |
Cs-134 | 0.611±0.586 | 0.5 | 0.02 |
K-40 | 11.7±8.60 | 6.2 | 0.02 |
早生ふじ(長野県志賀高原) 測定時間 12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K-40 | 17.3±10.04 | 6.8 | 0.03 |
詳細な産地が分かるものは、記載しました。計数率が0.00cpsとなっているものは、測定下限値にかかわりなくセシウムはほとんど含まれていないと考えていただいて大丈夫です。
りんごは、東日本産が主なのでまったく食べないという方がおられます。そこで今が旬なので自主測定しました。購入先は関西のスーパーです。予算の関係でいろんな品種を購入してというわけにはいきませんでした。
【芦屋浜さびき釣り】豆あじ、 ママカリ(サッパ)、小サバ セシウム不検出
8月末に兵庫県芦屋浜でさびき釣りした魚種の測定を行いました。瀬戸内海の魚種は、昨年も不検出が続きましたが、今年も適宜測定していきます。
魚種は、豆アジ、ママカリ(サッパ)、小サバです。どれもセシウム不検出でした。
豆アジ ママカリ
小サバ
豆アジ 測定時間 4200秒
生もののため、長時間測定はできないので、セシウム137計数率が0.00cps、スペクトルグラフ上に、セシウムのピークが見えるかどうかで、判定しました。セシウムのピークは確認できないため、セシウム134計数率は、コンプトン散乱によるグラフのばらつきの影響と判断しました。
ママカリ(サッパ) 測定時間 5400秒
本来は、もう少し測定時間を取りたいところですが、スペクトルグラフ上にセシウムのピークは見えないため、セシウムの計数率は、豆アジと同様に、コンプトン散乱によるグラフのばらつきの影響と判断しました。
小サバ 測定時間 7200秒
結果は、不検出ですが、セシウムの計数率に数値が残ってしまいました。スペクトルグラフから、セシウムの位置にピークはありませんが、ビスマス214という天然核種の位置にピークが出ていましたので、天然核種による誤検出と判断しました。
この検体については、後日、もう少し測定時間を延ばして測定する予定です。
魚種は、豆アジ、ママカリ(サッパ)、小サバです。どれもセシウム不検出でした。


豆アジ ママカリ

小サバ
豆アジ 測定時間 4200秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.9 | 0.01 |
K-40 | 84.1±31.0 | 11.7 | 0.20 |
生もののため、長時間測定はできないので、セシウム137計数率が0.00cps、スペクトルグラフ上に、セシウムのピークが見えるかどうかで、判定しました。セシウムのピークは確認できないため、セシウム134計数率は、コンプトン散乱によるグラフのばらつきの影響と判断しました。
ママカリ(サッパ) 測定時間 5400秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.2 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 1.3 | 0.01 |
K-40 | 85.3±36.0 | 16.8 | 0.13 |
小サバ 測定時間 7200秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.1 | 0.03 |
Cs-134 | 不検出 | 1.1 | 0.01 |
K-40 | 102±36.5 | 13.9 | 0.16 |
この検体については、後日、もう少し測定時間を延ばして測定する予定です。
【関西流通品】キャベツ(群馬県産)セシウムあり
【関西流通品シリーズ】 群馬県嬬恋のキャベツです。わずかですが、セシウム検出しました。
関西流通品シリーズで最初のほうで、一度測定し、セシウム検出の疑いがあったため、今回は、ミキサーで粉砕し、充填量を増やして測定したものです。
キャベツ(群馬県産) 測定時間 12時間
わずかですが、セシウム137を検出しました。セシウム134は、不検出となっていますが、スペクトルグラフ上にわずかにピークが見えるので、事故由来と判断しました。
群馬県嬬恋産のキャベツは、どこのスーパーでも多く流通していますので、9月にもう一つ購入して測定する予定です。
関西流通品シリーズで最初のほうで、一度測定し、セシウム検出の疑いがあったため、今回は、ミキサーで粉砕し、充填量を増やして測定したものです。

キャベツ(群馬県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 0.632±0.594 | 0.5 | 0.02 |
Cs-134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K-40 | 30.7±13.4 | 7.0 | 0.05 |
わずかですが、セシウム137を検出しました。セシウム134は、不検出となっていますが、スペクトルグラフ上にわずかにピークが見えるので、事故由来と判断しました。
群馬県嬬恋産のキャベツは、どこのスーパーでも多く流通していますので、9月にもう一つ購入して測定する予定です。
【関西流通品】桃(福島産)測定
【関西流通品シリーズ】今回は、ダイエーで購入した桃(福島産)です。曜日を変えて、同じ福島県産で形の異なる2種類の桃を測定してみました。どちらもセシウムを検出してしまいました。前回、測定した関西流通品の桃(福島産)は、万代で購入したもので、今回の小さいほうの桃と同じような大きさでした。
桃(福島県産)小粒 桃(福島県産)大粒
桃(福島県産)小粒 測定時間 12時間
セシウム134については、計数率が0.00cpsとなり不検出となりましたがスペクトルグラフからは、134のピークは確認できますので、原発事故由来のセシウム検出と判断しました。参考に、スペクトルグラフを添付しておきます。検出濃度が低くなると、バックグランドの変化やコンプトン散乱の影響を除去しきれなかったり、除去しすぎたりが起きてしまい、精度の高い測定は、難しくなりますが、セシウムの存在については、ある程度判定可能です。
桃(福島県産)大粒 測定時間 12時間
小粒に比べてさらに低い数値になりましたが、セシウムを検出しました。134については、小粒と同じ結果で、原発事故由来と判断しました。


桃(福島県産)小粒 桃(福島県産)大粒
桃(福島県産)小粒 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 0.952±0.507 | 0.3 | 0.04 |
Cs-134 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
K-40 | 45.0±13.9 | 4.6 | 0.11 |

桃(福島県産)大粒 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 0.554±0.435 | 0.3 | 0.02 |
Cs-134 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
K-40 | 42.9±13.7 | 4.8 | 0.10 |
【関西流通品】サツマイモ(茨城)、キュウリ(福島)再測定
関西流通品の測定結果シリーズです。
今回は、さつまいも(茨城県産)、きゅうり(福島産)の再測定結果です。きゅうりについては、前回、不検出だけど、疑いが残るとしていたので、充填量を増やして再測定してみました。昨年、福島県産のキュウリについて、不検出でしたので、確認の意味もあります。
さつまいも(茨城県産) きゅうり(福島県産) 再測定
さつまいも(茨城県産) 測定時間 約12時間 検出
セシウム134の計数率は、0.00cpsと検出していないように見えますが、スペクトルグラフ上には、セシウム134のピークははっきり確認できますので、事故由来のセシウム検出と判断しました。参考にスペクトルグラフを添付します。
きゅうり(福島県産)再測定 測定時間 12時間
充填量を増やして、長時間測定してみたところ、まったく気配なしの結果となりました。測定後6時間くらいまでは、セシウム137の計数率に数値が出ていましたが、最後には消えました。スペクトルグラフ上の疑いのあったわずかなピークも消えました。
次回は、群馬県産のキャベツの充填量を増やした長時間測定を予定しています。
測定結果は、あくまで、測定した個体のもであり、すべての同じ食材で、同じ結果が出るとは限りません。あくまで測定結果は、目安として判断ください。そうはいっても、同じ産地の同じ食材を購入される場合の参考にはなると思います。
今回は、さつまいも(茨城県産)、きゅうり(福島産)の再測定結果です。きゅうりについては、前回、不検出だけど、疑いが残るとしていたので、充填量を増やして再測定してみました。昨年、福島県産のキュウリについて、不検出でしたので、確認の意味もあります。


さつまいも(茨城県産) きゅうり(福島県産) 再測定
さつまいも(茨城県産) 測定時間 約12時間 検出
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 0.883±0.380 | 0.2 | 0.04 |
Cs-134 | 不検出 | 0.2 | 0.00 |
K-40 | 109±25.2 | 2.8 | 0.29 |

きゅうり(福島県産)再測定 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
K-40 | 59.3±17.2 | 4.9 | 0.14 |
充填量を増やして、長時間測定してみたところ、まったく気配なしの結果となりました。測定後6時間くらいまでは、セシウム137の計数率に数値が出ていましたが、最後には消えました。スペクトルグラフ上の疑いのあったわずかなピークも消えました。
次回は、群馬県産のキャベツの充填量を増やした長時間測定を予定しています。
測定結果は、あくまで、測定した個体のもであり、すべての同じ食材で、同じ結果が出るとは限りません。あくまで測定結果は、目安として判断ください。そうはいっても、同じ産地の同じ食材を購入される場合の参考にはなると思います。
【関西流通品】ホウレンソウ(千葉県産)、桃(福島県)
関西流通品の続編です。今回は、ホウレンソウ(千葉県産)と桃(福島県産)の測定結果です。
ほうれんそう(千葉県産) 桃(福島県産)
ホウレンソウ(千葉県産)有機栽培品 測定時間 2時間
ホウレンソウ2袋を刻んで測定容器に充填しようとしたら入らなかったので、もったいないとミキサーにかけました。そしたら今度は足らなくなってしまいました。そんなことで、測定値も参考値になってしまうので、2時間で測定終了しました。セシウム137の計数率が残っていて、スペクトルグラフもほんのわずか検出しているような気配がありました。測定器では強制定量で、0.695±0.669Bq/kgの数値が出ていました。
桃(福島県産) 測定時間 12時間
今回の測定は、皮付、種付で測定してみました。 3個では、少し充填量が不足していましたが、しっかりとセシウムのピークは確認できました。
次回は、果肉部のみで測定してみようかと思います。
東日本産の食材は、測定してみるとわかりますが、すべてが汚染されているわけでもありません。汚染度も低くなっていますが、少しでも検出されるものは、子たちには食べさせたくないですね。
みなさんも、毎日食べるような食材を測定されることを推奨します。


ほうれんそう(千葉県産) 桃(福島県産)
ホウレンソウ(千葉県産)有機栽培品 測定時間 2時間
核種 | 放射能濃度)Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.6 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 1.8 | 0.02 |
K-40 | 330±94.5 | 21.1 | 0.34 |
ホウレンソウ2袋を刻んで測定容器に充填しようとしたら入らなかったので、もったいないとミキサーにかけました。そしたら今度は足らなくなってしまいました。そんなことで、測定値も参考値になってしまうので、2時間で測定終了しました。セシウム137の計数率が残っていて、スペクトルグラフもほんのわずか検出しているような気配がありました。測定器では強制定量で、0.695±0.669Bq/kgの数値が出ていました。
桃(福島県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度)Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 1.62±0.738 | 0.4 | 0.06 |
Cs-134 | 0.501±0.396(2σ) | 0.4 | 0.02 |
K-40 | 42.6±14.8 | 6.0 | 0.08 |
今回の測定は、皮付、種付で測定してみました。 3個では、少し充填量が不足していましたが、しっかりとセシウムのピークは確認できました。
次回は、果肉部のみで測定してみようかと思います。
東日本産の食材は、測定してみるとわかりますが、すべてが汚染されているわけでもありません。汚染度も低くなっていますが、少しでも検出されるものは、子たちには食べさせたくないですね。
みなさんも、毎日食べるような食材を測定されることを推奨します。
【関西流通品測定】新レンコン、ジャガイモ(茨城県産)
関西スーパー流通品測定結果です。
今年は、いろんなものが流通しています。今回は、茨城県産の新レンコンとジャガイモです。どちらも不検出と判断しました。
次回は、福島県産桃と千葉県産のホウレンソウを予定しています。
レンコン(茨城県産) ジャガイモ(茨城県産)
新レンコン
測定時間 12時間
昨年は、茨城県産のレンコンで何度かセシウムを検出しましたが、今年1回目は不検出でした。値段は少し高いですが、安全な食材でした。購入したのはマンダイです。
じゃがいも(茨城県産)
測定時間 約12時間
セシウム137計数率に0.01cpsという数値が残りましたが、スペクトルグラフからは、セシウムのピークは見当たらないので、誤検出と判断しました。
参考に、スペクトルグラフを載せておきます。

今年は、いろんなものが流通しています。今回は、茨城県産の新レンコンとジャガイモです。どちらも不検出と判断しました。
次回は、福島県産桃と千葉県産のホウレンソウを予定しています。


レンコン(茨城県産) ジャガイモ(茨城県産)
新レンコン
測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K-40 | 87.4±24.3 | 6.1 | 0.16 |
昨年は、茨城県産のレンコンで何度かセシウムを検出しましたが、今年1回目は不検出でした。値段は少し高いですが、安全な食材でした。購入したのはマンダイです。
じゃがいも(茨城県産)
測定時間 約12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.4 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K-40 | 104±27.6 | 5.9 | 0.20 |
セシウム137計数率に0.01cpsという数値が残りましたが、スペクトルグラフからは、セシウムのピークは見当たらないので、誤検出と判断しました。
参考に、スペクトルグラフを載せておきます。

関西流通品(小松菜、ほうれんそう(群馬県産)
関西流通品の小松菜とほうれんそう(群馬県産)の測定結果です。どちらもセシウムは検出されませんでした。どちらもイオンマックスバリュー店で購入しました。 群馬県の沼田が産地です。

(こまつな) (ほうれんそう)
こまつな(群馬県産) 測定時間 12時間
ほうれんそう(群馬県産) 測定時間 12時間


(こまつな) (ほうれんそう)
こまつな(群馬県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
K-40 | 82.8±28.4 | 11.3 | 0.08 |
ほうれんそう(群馬県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 1.0 | 0.01 |
K-40 | 279±70.2 | 12.2 | 0.26 |
関西流通品(キャベツ(群馬)、キュウリ(福島)、サツマイモ(茨城)、人参(青森))測定
最近、東日本産地の食材が流通してきましたので、測定してみました。
(群馬県産) (福島県産)
(茨城県産) (青森県産)
キャベツ(群馬県産) 測定時間 12時間
セシウム137に計数率が残り、セシウム137のピークもわずかにありそうなので、長時間測定しました。結果は、不検出ですが、セシウム137ピークの疑いが残りました。あってもわずかです。
キュウリ(福島県産) 測定時間 12時間
セシウムの計数率は、0.00cpsなので、不検出としましたが、セシウム137のわずかなピークがわずかに確認できました。これもわずかに検出している疑いが残りました。あってもわずかです。
さつまいも(茨城県産) 測定時間 12時間
測定当初からセシウム137のピークは見えていましたが、134のピークと計数率を確認するため、長時間測定しました。セシウム134計数率は、0.00cpsでまったく不検出となりましたが、スペクトルグラフ上にはセシウム134のピークもはっきりと確認できました。そのため、結果は、原発事故由来と判断しました。参考にスペクトルグラフを載せておきます。
人参(青森県産) 測定時間 1時間
セシウム137に位置にピークが見えないので、1時間で測定を終了しました。セシウム137の計数率は、スペクトルグラフのバラつきによる誤検出と判断しました。
この食材は、地域のスーパーで購入したものです。昨年に比べて今年は早くお店に並ぶようになりました。次回は、群馬県産の小松菜やホウレンソウの結果をアップする予定です。


(群馬県産) (福島県産)


(茨城県産) (青森県産)
キャベツ(群馬県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限(Bq/kg) | 計数率(Bq/kg) |
Cs-137 | 不検出 | 0.7 | 0.01 |
Cs134 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
K-40 | 33.3±17.3 | 10.4 | 0.04 |
セシウム137に計数率が残り、セシウム137のピークもわずかにありそうなので、長時間測定しました。結果は、不検出ですが、セシウム137ピークの疑いが残りました。あってもわずかです。
キュウリ(福島県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限(Bq/kg) | 計数率(Bq/kg) |
Cs-137 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K-40 | 55.4±17.8 | 6.3 | 0.10 |
セシウムの計数率は、0.00cpsなので、不検出としましたが、セシウム137のわずかなピークがわずかに確認できました。これもわずかに検出している疑いが残りました。あってもわずかです。
さつまいも(茨城県産) 測定時間 12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限(Bq/kg) | 計数率(Bq/kg) |
Cs-137 | 1.38±0.625 | 0.3 | 0.06 |
Cs134 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
K-40 | 126±30.9 | 4.8 | 0.30 |
測定当初からセシウム137のピークは見えていましたが、134のピークと計数率を確認するため、長時間測定しました。セシウム134計数率は、0.00cpsでまったく不検出となりましたが、スペクトルグラフ上にはセシウム134のピークもはっきりと確認できました。そのため、結果は、原発事故由来と判断しました。参考にスペクトルグラフを載せておきます。

人参(青森県産) 測定時間 1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限(Bq/kg) | 計数率(Bq/kg) |
Cs-137 | 不検出 | 1.3 | 0.01 |
Cs134 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
K-40 | 88.4±40.0 | 19.6 | 0.14 |
セシウム137に位置にピークが見えないので、1時間で測定を終了しました。セシウム137の計数率は、スペクトルグラフのバラつきによる誤検出と判断しました。
この食材は、地域のスーパーで購入したものです。昨年に比べて今年は早くお店に並ぶようになりました。次回は、群馬県産の小松菜やホウレンソウの結果をアップする予定です。
3月27日測定日誌(一貫楼豚まん・吉野家牛丼・お菓子(チョコリング)他)
今日は、外食でよく食べていると思われる豚まん・牛丼など測定してみました。
豚まんは一貫楼(神戸三宮店)、吉野家の牛丼は、西宮フレンテ店、その他は、お菓子(チョコリング)と豆腐です。
吉野家は、今年の春から具材である玉ねぎなどを福島県で栽培するとしているそうなので、6月頃にもう一度測定してみようと思います。測定結果は、放射性セシウムは不検出でしたが、チョコリングについては、セシウムの濃度が表示されました。天然核種による誤検出と思いますが、なぜ、こんなに天然核種が含まれているのか検証してみたいと思います。


豚まん(一貫楼三宮店)
充填量 772g 測定時間 30分
セシウムの計数率が0.00cpsなので、セシウムは検出されていません。また、カリウム40については、測定精度を2σ(95.4%)(通常は、3σ(99.7%)で測定)に下げたところ、21.7±19.2 Bq/kgの数値が表示されました。 一貫楼についてはこちら→www.ikkanrou.co.jp/kodawari.html
牛丼(吉野家西宮フレンテ店)
充填量 761g 測定時間 30分
セシウム137の計数率が0.01cpsと表示されていますが、グラフのばらつきによるものと判断しました。豚まんと同様に、測定精度を2σにしたところ、カリウム40について14.6Bq/kgが表示されました。 吉野家についてはこちら→http://www.yoshinoya.com/
お菓子(チョコリング) 東京都
充填量 297g 測定時間 3時間
この食品は、セシウムの検出位置には、ピークはありませんが、天然核種の検出位置にいくつかのピークが確認されました。特に600keVあたりに比較的大きなピークがあり、これは、タリウム208とビスマス214のピークと思われ、この核種がセシウム137の誤検出の要因と思います。また、1100keVあたりにもビスマス214と思われるピークもあり、コンプトン散乱によりセシウム134の数値を表示させていると思われます。
結果、セシウムは不検出であり、表示されている濃度は、誤検出と判断しました。ただ、このような菓子類に天然核種が含まれるという経験がないため、一度チョコレートを測定して検証してみようと思います。
豆腐(三重県)
充填量 698g 測定時間 3時間
この検体は、25日に測定したものです。豆腐を少し乾燥させた状態で測定しました。結果は、放射性セシウムは不検出でした。
豚まんは一貫楼(神戸三宮店)、吉野家の牛丼は、西宮フレンテ店、その他は、お菓子(チョコリング)と豆腐です。
吉野家は、今年の春から具材である玉ねぎなどを福島県で栽培するとしているそうなので、6月頃にもう一度測定してみようと思います。測定結果は、放射性セシウムは不検出でしたが、チョコリングについては、セシウムの濃度が表示されました。天然核種による誤検出と思いますが、なぜ、こんなに天然核種が含まれているのか検証してみたいと思います。




豚まん(一貫楼三宮店)
充填量 772g 測定時間 30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
Cs-134 | 不検出 | 1.6 | 0.00 |
K-40 | 不検出 | 22.3 | 0.04 |
セシウムの計数率が0.00cpsなので、セシウムは検出されていません。また、カリウム40については、測定精度を2σ(95.4%)(通常は、3σ(99.7%)で測定)に下げたところ、21.7±19.2 Bq/kgの数値が表示されました。 一貫楼についてはこちら→www.ikkanrou.co.jp/kodawari.html
牛丼(吉野家西宮フレンテ店)
充填量 761g 測定時間 30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 1.4 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
K-40 | 不検出 | 22.5 | 0.02 |
セシウム137の計数率が0.01cpsと表示されていますが、グラフのばらつきによるものと判断しました。豚まんと同様に、測定精度を2σにしたところ、カリウム40について14.6Bq/kgが表示されました。 吉野家についてはこちら→http://www.yoshinoya.com/
お菓子(チョコリング) 東京都
充填量 297g 測定時間 3時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 4.11±2.62 | 1.8 | 0.06 |
Cs-134 | 2.76±2.45 | 1.9 | 0.03 |
K-40 | 113±49.7 | 25.3 | 0.08 |
この食品は、セシウムの検出位置には、ピークはありませんが、天然核種の検出位置にいくつかのピークが確認されました。特に600keVあたりに比較的大きなピークがあり、これは、タリウム208とビスマス214のピークと思われ、この核種がセシウム137の誤検出の要因と思います。また、1100keVあたりにもビスマス214と思われるピークもあり、コンプトン散乱によりセシウム134の数値を表示させていると思われます。
結果、セシウムは不検出であり、表示されている濃度は、誤検出と判断しました。ただ、このような菓子類に天然核種が含まれるという経験がないため、一度チョコレートを測定して検証してみようと思います。
豆腐(三重県)
充填量 698g 測定時間 3時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs-137 | 不検出 | 0.7 | 0.01 |
Cs-134 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
K-40 | 98.7±32.1 | 10.6 | 0.17 |
この検体は、25日に測定したものです。豆腐を少し乾燥させた状態で測定しました。結果は、放射性セシウムは不検出でした。
測定日誌(朝食シリアル再測定)
朝食シリアル(オールブラン)について、3月18日測定しましたが、少し怪しいため、充てん量を増やして再測定しました。増やしたのは、再購入して、同じロット番号のものがなかったため、JBCCX(賞味期限:2014.09)を一袋増充填しました。前回のものは、賞味期限:2014年11月のものです。測定時間も12時間に延長して行いました。結果、今回のものについては、放射性セシウムは不検出となりました。 ケロッグオールブランについてはこちら。→http://www.allbran.jp/
朝食シリアル(ケロッグ・オールブラン)
充填量:751g 測定時間:12時間
放射性セシウムの計数率は0.00cpsとなり、不検出となりました。
参考にスペクトルグラフを添付します。セシウムの検出位置にピークはありません。


朝食シリアル(ケロッグ・オールブラン)
充填量:751g 測定時間:12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.5 | 0.00 |
K40 | 82.8±23.4 | 6.2 | 0.16 |
放射性セシウムの計数率は0.00cpsとなり、不検出となりました。
参考にスペクトルグラフを添付します。セシウムの検出位置にピークはありません。

3月23日測定日誌(えのき・しいたけ・消臭水・マテ茶等々)
3月23日は、無料測定見学会を行いました。合計7名の方に参加いただき、測定の仕組みのお話や測定を行いました。
測定検体は、①えのきしいたけ混合(長野、兵庫)②カーボンデオドフレッシュ(消臭ウォーター)、③白米(栃木)、④マテ茶(パラグアイ・イタリア)、⑤玄米(兵庫)、⑥生シイタケ(兵庫)⑦土壌(三木市)です。


えのき(長野県)、しいたけ(兵庫県)混合品
充填量:307g 測定時間:1800秒
充填量が少ないため、スペクトルグラフのばらつきが大きく、セシウム137の計数率は、このばらつきによる誤検出と判断しました。
カーボンデオドフレッシュ (静岡 伊豆の国市)
充填量:985g 測定時間:1800秒
検体は、消臭ウォーターと言われる水で、介護用として販売されているもののようです。30分の測定時間では、セシウムのピークは確認されませんでしたが、600keVあたりにピークが見えるため、セシウム137の計数率は、天然核種よる誤検出と判断しました。
カーボンデオドフレッシュについてはこちら→http://hyogikai.com/deodfresh.html
白米(栃木県佐野市)
充填量:900g 測定時間:1800秒
計数率が0.00cpsであり、セシウムは不検出です。
マテ茶(パラグアイ・イタリア)
充填量:371g 測定時間:3600秒
飲むサラダと言われるだけあって、カリウム含有が多いです。セシウム134計数率が0.02cpsとなっていますが、134のみが検出されることはありませんので、コンプトン散乱による影響を除去しきれていないためと判断しました。セシウムは不検出です。
玄米(兵庫県三木市)
充填量:850g 測定時間:1800秒
計数率が0.00cpsであり、セシウムは不検出です。
土壌(兵庫県三木市)
充填量:1442g 測定時間:1800秒
セシウムの濃度が表示されていますが、天然核種による誤検出です。土壌測定の場合は、必ず天然核種によりセシウムが検出されなくても誤検出します。セシウムの有無は、スペクトルグラフからセシウムの検出位置にピークがあるかどうかによる判定になります。この検体は、典型的な関西土壌のスペクトルでした。セシウムのピークは確認できませんでした。したがって、判定は、セシウムは不検出です。
生しいたけ(神戸市北区)
充填量:446g 測定時間:12時間
グラフのばらつきが大きかったため、長時間測定を行いました。結果、セシウムは不検出という判定になりました。グラフのバラつきは、充てん量や充填状況で変動します。ばらつきが大きくて判定が困難な場合、測定時間を延長してばらつきが小さくなるまで測定します。
測定検体は、①えのきしいたけ混合(長野、兵庫)②カーボンデオドフレッシュ(消臭ウォーター)、③白米(栃木)、④マテ茶(パラグアイ・イタリア)、⑤玄米(兵庫)、⑥生シイタケ(兵庫)⑦土壌(三木市)です。






えのき(長野県)、しいたけ(兵庫県)混合品
充填量:307g 測定時間:1800秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 3.8 | 0.02 |
Cs134 | 不検出 | 4.3 | 0.00 |
K40 | 122±84.2 | 56.3 | 0.09 |
充填量が少ないため、スペクトルグラフのばらつきが大きく、セシウム137の計数率は、このばらつきによる誤検出と判断しました。
カーボンデオドフレッシュ (静岡 伊豆の国市)
充填量:985g 測定時間:1800秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.1 | 0.02 |
Cs134 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
K40 | 不検出 | 16.2 | 0.00 |
検体は、消臭ウォーターと言われる水で、介護用として販売されているもののようです。30分の測定時間では、セシウムのピークは確認されませんでしたが、600keVあたりにピークが見えるため、セシウム137の計数率は、天然核種よる誤検出と判断しました。
カーボンデオドフレッシュについてはこちら→http://hyogikai.com/deodfresh.html
白米(栃木県佐野市)
充填量:900g 測定時間:1800秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 1.3 | 0.00 |
K40 | 不検出 | 19.0 | 0.03 |
計数率が0.00cpsであり、セシウムは不検出です。
マテ茶(パラグアイ・イタリア)
充填量:371g 測定時間:3600秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 2.4 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 2.8 | 0.02 |
K40 | 371±119 | 33.1 | 0.35 |
飲むサラダと言われるだけあって、カリウム含有が多いです。セシウム134計数率が0.02cpsとなっていますが、134のみが検出されることはありませんので、コンプトン散乱による影響を除去しきれていないためと判断しました。セシウムは不検出です。
玄米(兵庫県三木市)
充填量:850g 測定時間:1800秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.4 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
K40 | 34.8±28.1 | 20.3 | 0.07 |
計数率が0.00cpsであり、セシウムは不検出です。
土壌(兵庫県三木市)
充填量:1442g 測定時間:1800秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 10.4±3.89 | 1.6 | 0.68 |
Cs134 | 10.3±3.74 | 1.4 | 0.58 |
K40 | 457±120 | 14.1 | 1.66 |
セシウムの濃度が表示されていますが、天然核種による誤検出です。土壌測定の場合は、必ず天然核種によりセシウムが検出されなくても誤検出します。セシウムの有無は、スペクトルグラフからセシウムの検出位置にピークがあるかどうかによる判定になります。この検体は、典型的な関西土壌のスペクトルでした。セシウムのピークは確認できませんでした。したがって、判定は、セシウムは不検出です。
生しいたけ(神戸市北区)
充填量:446g 測定時間:12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 測定下限(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.7 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
K40 | 95.3±30.2 | 10.4 | 0.11 |
グラフのばらつきが大きかったため、長時間測定を行いました。結果、セシウムは不検出という判定になりました。グラフのバラつきは、充てん量や充填状況で変動します。ばらつきが大きくて判定が困難な場合、測定時間を延長してばらつきが小さくなるまで測定します。
測定結果(粉茶・もち米・粒あん・ひいか・サバ缶・チューハイ他)
3月13日~18日までの測定結果です。
検体は、粉茶(ブルーグリーンティ:日本・アメリカ・・メキシコ)、もち米(福岡県)、つぶあん(北海道)、ひいか(宮城県)、さば缶(国産)、チューハイ(アサヒビール)、シリアル(味の素)です。
シリアルは、怪しい結果ですが、検出と断定はできていません。

ブルーグリーンティ(日本・アメリカ・メキシコ産)
充填量:171g 測定時間:12時間
充填量が少ないため、数値は参考値です。セシウム137のす計数率に数値が出ていますが、天然核種による誤検出と思われます。
もち米(福岡県)
充填量:923g 測定時間:30分
全く不検出です。
つぶあん(北海道)
充填量:1011g 測定時間:1時間
全く不検出です。
ひいか(宮城県)
充填量:421g 測定時間:30分 半量充填で校正し測定
全く不検出です。
さば缶(国内産)
充填量:934g 測定時間:12時間
全く不検出です。グラフのばらつきから判定がしにくかったので長時間測定を行いました。
さば缶についてはこちら→http://www.kyokuyo.co.jp/product/normal.html
チュウハイ(アサヒビール) すらっとグレープフルーツ
充填量:899g 測定時間:30分
全く不検出です。
アサヒslatについてはこちら→http://www.asahibeer.co.jp/products/sour/slat/
朝食シリアル ケロッグオールブランプレーン
充填量:499g 測定時間:6時間
不検出となっていますが、セシウム137については、グラフ上のピークもあるように見えます。少し怪しいです。再測定をしてみようと思います。
検体は、粉茶(ブルーグリーンティ:日本・アメリカ・・メキシコ)、もち米(福岡県)、つぶあん(北海道)、ひいか(宮城県)、さば缶(国産)、チューハイ(アサヒビール)、シリアル(味の素)です。
シリアルは、怪しい結果ですが、検出と断定はできていません。







ブルーグリーンティ(日本・アメリカ・メキシコ産)
充填量:171g 測定時間:12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 1.8 | 0.04 |
セシウム134 | 不検出 | 2.0 | 0.00 |
カリウム40 | 223±73.3 | 27.1 | 0.10 |
充填量が少ないため、数値は参考値です。セシウム137のす計数率に数値が出ていますが、天然核種による誤検出と思われます。
もち米(福岡県)
充填量:923g 測定時間:30分
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 1.1 | 0.00 |
セシウム134 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
カリウム40 | 不検出 | 18.5 | 0.01 |
全く不検出です。
つぶあん(北海道)
充填量:1011g 測定時間:1時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
セシウム134 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
カリウム40 | 43.6±22.0 | 12.1 | 0.11 |
全く不検出です。
ひいか(宮城県)
充填量:421g 測定時間:30分 半量充填で校正し測定
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 2.7 | 0.00 |
セシウム134 | 不検出 | 2.9 | 0.00 |
カリウム40 | 不検出 | 40.7 | 0.04 |
全く不検出です。
さば缶(国内産)
充填量:934g 測定時間:12時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 0.3 | 0.00 |
セシウム134 | 不検出 | 0.4 | 0.00 |
カリウム40 | 77.5±21.1 | 5.0 | 0.18 |
全く不検出です。グラフのばらつきから判定がしにくかったので長時間測定を行いました。
さば缶についてはこちら→http://www.kyokuyo.co.jp/product/normal.html
チュウハイ(アサヒビール) すらっとグレープフルーツ
充填量:899g 測定時間:30分
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
セシウム134 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
カリウム40 | 不検出 | 16.4 | 0.00 |
全く不検出です。
アサヒslatについてはこちら→http://www.asahibeer.co.jp/products/sour/slat/
朝食シリアル ケロッグオールブランプレーン
充填量:499g 測定時間:6時間
核種 | 濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
セシウム137 | 不検出 | 0.8 | 0.02 |
セシウム134 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
カリウム40 | 86.7±29.8 | 11.4 | 0.11 |
不検出となっていますが、セシウム137については、グラフ上のピークもあるように見えます。少し怪しいです。再測定をしてみようと思います。
3月1日測定日誌(いかなご(新子)等)
今日は、明日のつむぎまつりに出店の焼きそばと昨日解禁された明石・淡路のいかなごの測定を行いました。
焼きそばは、1昨日に使用するソースを測定し、今日は、そのソースを使って、そば玉と豚肉とキャベツをサラダ油で炒めた調理品を測定しました。材料は、業務スーパーで購入した食材です。豚肉は、アメリカ・カナダ・国産のブレンド品です。キャベツは西日本産。そば玉は、姫路の工場で生産されたもので、産地は記載されていませんでした。
焼きそば(調理品)
充填量435g 測定時間3600秒
セシウムは、不検出でした。セシウム検出位置にピークはないので、不検出と判断しました。ちなみにソース単体もNDでした。
いかなご(明石・淡路)

充填量886g 測定時間3600秒
測定経過観測していましたが、セシウム137の計数率は、最後15分くらいに数値が表示されました。スペクトルグラフでは、散乱によるばらつきがありますが、セシウム137の位置に明らかなピークは確認できないので、この計数率は、散乱による誤検出と判断しました。参考にスペクトルグラフを添付します。(A)
焼きそばは、1昨日に使用するソースを測定し、今日は、そのソースを使って、そば玉と豚肉とキャベツをサラダ油で炒めた調理品を測定しました。材料は、業務スーパーで購入した食材です。豚肉は、アメリカ・カナダ・国産のブレンド品です。キャベツは西日本産。そば玉は、姫路の工場で生産されたもので、産地は記載されていませんでした。
焼きそば(調理品)

充填量435g 測定時間3600秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.8 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 2.1 | 0.01 |
K40 | 不検出 | 26.5 | 0.02 |
セシウムは、不検出でした。セシウム検出位置にピークはないので、不検出と判断しました。ちなみにソース単体もNDでした。
いかなご(明石・淡路)


充填量886g 測定時間3600秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.0 | 0.01 |
Cs134 | 不検出 | 1.1 | 0.00 |
K40 | 114±39.2 | 12.8 | 0.27 |
測定経過観測していましたが、セシウム137の計数率は、最後15分くらいに数値が表示されました。スペクトルグラフでは、散乱によるばらつきがありますが、セシウム137の位置に明らかなピークは確認できないので、この計数率は、散乱による誤検出と判断しました。参考にスペクトルグラフを添付します。(A)

2月20日測定日誌(人参、白玉粉)+イベント
木曜担当のママさん測定員Nです。
毎週木曜日は、私Nと、もう一人測定員Fさんが測定を担当しています。
2月20日の測定は、特別企画の第一回目として以下のイベントを行いました。
「放射能のことが気になるママさん!パパさん!一緒におやつを測ってみませんか?」
第一回『白玉粉を測ってみる』

参加者の皆さんには測定の仕組みや過程を見ていただき、食材が不検出であれば調理して、いろんなことをおしゃべりしながら美味しく頂きましょう!というようなゆるい企画です。
第一回ということでブログでの事前告知はしなかったものの、2名の方にご参加頂きました。
本当にありがとうございました。
さて肝心な白玉粉はどうだったでしょうか。
検体名:白玉粉(国内産米100%)
《義士》 全国穀類工業協同組合 製造者:前原製粉株式会社(兵庫県姫路市)
充填量509g 測定時間1800秒
結果はスペクトルグラフのセシウム検出位置にピークはなく、不検出と判断しました。
(国内産米100%)の表示が気になったので、お客様相談室に産地を問い合わせたところ、
快く回答いただき、石川・兵庫・北海道・熊本(少々)のもち米をブレンドしているとのことでした。
賞味期限:2015年7月27日
測定後は早速白玉を作り、おしるこにして頂きました!
もちもちしててすごく美味しかったです。
学校給食の話やスーパーでの食材産地の表示についての話、お使いの化粧品の話にいたるまで、
いろんなおしゃべりに花が咲きました。
ご参加いただき本当にありがとうございました!
もう一検体測定しました。
検体名:にんじん(熊本県産)
充填量558g 測定時間10800秒(3時間)
木曜担当測定員Fさんが購入した熊本県のにんじんです。
1800秒測定段階でバラツキが多くセシウム位置のピークが不明瞭だったため、3時間の再測定しました。
結果、スペクトルグラフはバックグラウンドに沿ってなめらかになり、
セシウム位置にピーク見られず、不検出と判断しました。
※木曜限定の「おやつを測ってみよう」企画の第2回を4月あたりで予定しています。
次回はブログで告知しますので、興味ある方はお気軽にご連絡くださいね!
(文責) 測定員N
毎週木曜日は、私Nと、もう一人測定員Fさんが測定を担当しています。
2月20日の測定は、特別企画の第一回目として以下のイベントを行いました。
「放射能のことが気になるママさん!パパさん!一緒におやつを測ってみませんか?」
第一回『白玉粉を測ってみる』

参加者の皆さんには測定の仕組みや過程を見ていただき、食材が不検出であれば調理して、いろんなことをおしゃべりしながら美味しく頂きましょう!というようなゆるい企画です。
第一回ということでブログでの事前告知はしなかったものの、2名の方にご参加頂きました。
本当にありがとうございました。
さて肝心な白玉粉はどうだったでしょうか。
検体名:白玉粉(国内産米100%)
《義士》 全国穀類工業協同組合 製造者:前原製粉株式会社(兵庫県姫路市)
充填量509g 測定時間1800秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 2.1 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 2.4 | 0.02 |
K40 | 不検出 | 28.7 | 0.00 |
結果はスペクトルグラフのセシウム検出位置にピークはなく、不検出と判断しました。
(国内産米100%)の表示が気になったので、お客様相談室に産地を問い合わせたところ、
快く回答いただき、石川・兵庫・北海道・熊本(少々)のもち米をブレンドしているとのことでした。
賞味期限:2015年7月27日


測定後は早速白玉を作り、おしるこにして頂きました!
もちもちしててすごく美味しかったです。
学校給食の話やスーパーでの食材産地の表示についての話、お使いの化粧品の話にいたるまで、
いろんなおしゃべりに花が咲きました。
ご参加いただき本当にありがとうございました!


もう一検体測定しました。
検体名:にんじん(熊本県産)
充填量558g 測定時間10800秒(3時間)
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 1.0 | 0.00 |
K40 | 41.0±21.3 | 12.5 | 0.06 |
木曜担当測定員Fさんが購入した熊本県のにんじんです。
1800秒測定段階でバラツキが多くセシウム位置のピークが不明瞭だったため、3時間の再測定しました。
結果、スペクトルグラフはバックグラウンドに沿ってなめらかになり、
セシウム位置にピーク見られず、不検出と判断しました。


※木曜限定の「おやつを測ってみよう」企画の第2回を4月あたりで予定しています。
次回はブログで告知しますので、興味ある方はお気軽にご連絡くださいね!
(文責) 測定員N
2月13日測定日誌(出石そば、不二家ミルキー)
2月13日は、出石そば(兵庫県産)と不二家ミルキーを測定しました。
出石そばは、乾麺を粉砕して充填しました。不二家ミルキーは、セシウムの有無の確認ということで、包装状態で詰め込み測定してみました。通常は、検体のみの状態でできるかぎり隙間がないように充填して測定するのですが、きちんとした定量が必要ないときには、1回目こうして測定してみて、怪しい場合は、しっかり充填して測定するという方法も行っています。

出石皿そば(兵庫県産)
充填量785g 測定時間1896秒
セシウムは、不検出でした。充填状況により、スペクトルグラフには、ばらつきに差がでます。測定時間を延長することで、このバラツキは小さくなっていきますが、この影響を受けてセシウム137の計数率に数値が出ていると思われます。セシウム検出位置にピークはないので、不検出と判断しました。
不二家ミルキー (ピーチ)
充填量311g 測定時間60分
この検体は、もっと充填の仕方が荒いため、30分では、グラフのばらつきのため判断できなかったので測定の延長を行いました。結果、セシウムは検出されませんでしたが、セシウム134の計数率に数値が残りました。これもバラツキの影響と判断しました。(H,N,T)
不二家ミルキー ネクターピーチについてはこちら→http://www.fujiya-peko.co.jp/sweets/item/11379.html
出石そばは、乾麺を粉砕して充填しました。不二家ミルキーは、セシウムの有無の確認ということで、包装状態で詰め込み測定してみました。通常は、検体のみの状態でできるかぎり隙間がないように充填して測定するのですが、きちんとした定量が必要ないときには、1回目こうして測定してみて、怪しい場合は、しっかり充填して測定するという方法も行っています。


出石皿そば(兵庫県産)
充填量785g 測定時間1896秒
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.4 | 0.02 |
Cs134 | 不検出 | 1.6 | 0.00 |
K40 | 66.9±35.8 | 19.9 | 0.14 |
セシウムは、不検出でした。充填状況により、スペクトルグラフには、ばらつきに差がでます。測定時間を延長することで、このバラツキは小さくなっていきますが、この影響を受けてセシウム137の計数率に数値が出ていると思われます。セシウム検出位置にピークはないので、不検出と判断しました。
不二家ミルキー (ピーチ)
充填量311g 測定時間60分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 2.7 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 2.9 | 0.03 |
K40 | 不検出 | 37.1 | 0.03 |
この検体は、もっと充填の仕方が荒いため、30分では、グラフのばらつきのため判断できなかったので測定の延長を行いました。結果、セシウムは検出されませんでしたが、セシウム134の計数率に数値が残りました。これもバラツキの影響と判断しました。(H,N,T)
不二家ミルキー ネクターピーチについてはこちら→http://www.fujiya-peko.co.jp/sweets/item/11379.html
2月11日測定日誌(塩サバ、鶏肉、土壌)
2月11日は、測定員3名で、塩サバ(国内産)、鶏むね肉(国内産)、土壌(岡山県)を測定しました。
塩サバは、内臓を取り出した状態で頭付きで販売されていたものでとても安かったので、測ってみようと購入してきたものです。塩サバになると加工品となって、産地は表示しなくていいことになっています。鶏肉も同じです。土壌は、西日本で少し山地のものを測定してみようと採取してきたものです。チェルノブイリや大気圏核実験のセシウムが検出されないだろうかと測定してみました。
塩サバ(国内産)
充填量431g 測定時間30分
セシウムは検出されませんでした。
鶏むね肉(国内産)
充填量735g 測定時間30分
セシウムは検出されませんでしたが、600keVあたりにわずかですがピークがありましたので、セシウム137の計数率は、天然核種による誤検出と判断しました。
土壌(岡山県津山市)
充填量929g 測定時間30分
これは、土壌なので、セシウムがなくても天然核種によってセシウムの濃度が表示されます。セシウムの位置にはピークは確認出来ないので、セシウム濃度は誤検出としました。これまでの測定で、広島県と島根県の境目あたりの原木栽培シイタケにチェルノブイリ等によるセシウム137のみの検出事例があるため、土壌測定で同様の結果が得られないかといくつか西日本の土壌測定をしてきましたが、まだ見つかっていません。天然核種が多いためグラフの中に隠れてしまっているとも思われますが、ゲルマ測定の実績がないので何とも言えません。
この土壌測定結果のスペクトルグラフは、下記のとおりです。天然核種のピークがはっきりと出ています。(A,H,I)

塩サバは、内臓を取り出した状態で頭付きで販売されていたものでとても安かったので、測ってみようと購入してきたものです。塩サバになると加工品となって、産地は表示しなくていいことになっています。鶏肉も同じです。土壌は、西日本で少し山地のものを測定してみようと採取してきたものです。チェルノブイリや大気圏核実験のセシウムが検出されないだろうかと測定してみました。



塩サバ(国内産)
充填量431g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 2.7 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 3.1 | 0.01 |
K40 | 80.2±56.1 | 37.7 | 0.09 |
セシウムは検出されませんでした。
鶏むね肉(国内産)
充填量735g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.6 | 0.01 |
Cs134 | 不検出 | 1.8 | 0.00 |
K40 | 103±46.7 | 21.9 | 0.20 |
セシウムは検出されませんでしたが、600keVあたりにわずかですがピークがありましたので、セシウム137の計数率は、天然核種による誤検出と判断しました。
土壌(岡山県津山市)
充填量929g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 16.8±6.39 | 2.7 | 0.72 |
Cs134 | 20.5±7.06 | 2.5 | 0.73 |
K40 | 879±223 | 21.3 | 2.19 |
これは、土壌なので、セシウムがなくても天然核種によってセシウムの濃度が表示されます。セシウムの位置にはピークは確認出来ないので、セシウム濃度は誤検出としました。これまでの測定で、広島県と島根県の境目あたりの原木栽培シイタケにチェルノブイリ等によるセシウム137のみの検出事例があるため、土壌測定で同様の結果が得られないかといくつか西日本の土壌測定をしてきましたが、まだ見つかっていません。天然核種が多いためグラフの中に隠れてしまっているとも思われますが、ゲルマ測定の実績がないので何とも言えません。
この土壌測定結果のスペクトルグラフは、下記のとおりです。天然核種のピークがはっきりと出ています。(A,H,I)

2月8(土)・9(日)測定日誌(白米(山口県産)など)
2月8日・9日は、残飯(依頼品)白米(依頼品)を測定しました。
残飯というのは、食べていた食材が大丈夫かどうか確認したいとのことで、ご家庭で乾燥させて、堆肥等で使用できるようにしたものです。
白米は、山口県産のものです。 お子様が離乳食に時期になり、大丈夫か確認したいとのことでした。
残飯(乾燥後)主に兵庫県産食材
充填量377g 測定時間2時間30分
白米(山口県産)
充填量970g 測定時間1時間
全く検出なしでした。
この他、トリウムが含まれてると言われるランタンマントルの測定などいくつかのテストも行いましたが、割愛させていただきます。
(K、A)
残飯というのは、食べていた食材が大丈夫かどうか確認したいとのことで、ご家庭で乾燥させて、堆肥等で使用できるようにしたものです。


白米は、山口県産のものです。 お子様が離乳食に時期になり、大丈夫か確認したいとのことでした。
残飯(乾燥後)主に兵庫県産食材
充填量377g 測定時間2時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.7 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 1.9 | 0.02 |
K40 | 470±123 | 20.1 | 0.48 |
少しずつ延長を繰り返しながら測定。最初はCS-134の領域に0.05CPS、
0.06CPS等の表示され、時間によっては検出になってしまう状態でした。最終的に0.02CPSにまで落ちました。 結果、セシウム134計数率は、コンプトン散乱による誤検出と判断しました。スペクトルグラフ上ではセシウム134のピークはありませんでした。
白米(山口県産)
充填量970g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
K40 | 不検出 | 11.7 | 0.01 |
全く検出なしでした。
この他、トリウムが含まれてると言われるランタンマントルの測定などいくつかのテストも行いましたが、割愛させていただきます。
(K、A)
2月4日測定日誌【カレールー(東京)、りんご(福島県産)、松葉(武庫川)】
今日は、おいしいと評判のカレールー(東京都)、福島のお土産のふじりんご、武庫川河川敷の松葉の測定を行いました。
カレースープ(東京都)
充填量965g 測定時間1時間
ふじりんご(福島県産)
充填量596g 測定時間1時間
福島に訪問した方がお土産に買ってきたものですセシウム137の計数率に数値が出ていますが、スペクトルグラフには、セシウムのピークはありませんでした。天然核種による誤検出と思います。このように福島産のものでも全く検出しない食材もあります。栽培にご苦労されているのだと思います。
松葉(武庫川河川敷)
充填量305g 測定時間12時間
大阪市舞洲でのがれき焼却の影響が出ていないか確認したいと測定依頼があったものです。セシウムの濃度が表示されていますが、セシウムのピークは確認できませんでした。天然核種による誤検出と思いますが、どのような核種を誤検出しているか、ゲルマによるクロスチェックを行う予定にしています。 (A,F,N)



カレースープ(東京都)
充填量965g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
K40 | 31.7±18.9 | 11.8 | 0.08 |
測定員が、西宮のカレーうどんのお店で購入してきたもので、測定して不検出だったらお昼にみんなで食べようと計画。まったく検出されなかったのでカレーうどんにしておいしく頂きました。
ふじりんご(福島県産)
充填量596g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.3 | 0.02 |
Cs134 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
K40 | 不検出 | 19.1 | 0.02 |
福島に訪問した方がお土産に買ってきたものですセシウム137の計数率に数値が出ていますが、スペクトルグラフには、セシウムのピークはありませんでした。天然核種による誤検出と思います。このように福島産のものでも全く検出しない食材もあります。栽培にご苦労されているのだと思います。
松葉(武庫川河川敷)
充填量305g 測定時間12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 1.68±1.36 | 1.0 | 0.02 |
Cs134 | 2.08±1.56 | 1.1 | 0.02 |
K40 | 41.6±22.9 | 14.3 | 0.03 |
大阪市舞洲でのがれき焼却の影響が出ていないか確認したいと測定依頼があったものです。セシウムの濃度が表示されていますが、セシウムのピークは確認できませんでした。天然核種による誤検出と思いますが、どのような核種を誤検出しているか、ゲルマによるクロスチェックを行う予定にしています。 (A,F,N)
2月1日2日測定日誌(フカヒレスープ・王将餃子・酒粕・長いも・青大豆)
2月1日(土)2日(日)の測定日誌です。青大豆(二本松市産)、フカヒレスープ(気仙沼産)、王将の餃子(西宮店)、酒粕(月桂冠)、長いも(福島県産)、白米(福島県産)の測定を行いました。
青大豆、フカヒレスープ、長いもは、福島訪問者のお土産です。餃子と酒粕は依頼品です。
ふかひれ濃縮スープ(気仙沼産)フカヒレ濃縮スープの情報はこちら→http://www.kesennumahotei.co.jp/
充填量594g 測定時間30分
王将ぎょうざ 餃子の王将の情報はこちら→ http://www.ohsho.co.jp/
充填量912g 測定時間30分
ツイキャスで放送し、詰め込みをご自分たちでしてもらいました。餃子は測定所近くの王将で購入。生餃子です。
酒粕(月桂冠) 酒粕の情報はこちら→http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/enjoy/recipe/recipe01.html
充填量1030g 測定時間30分
まったくの不検出です。
長いも(郡山市産)
充填量685g 測定時間3時間
検出の可能性が確認されたので3時間測定に延長しました。結果は、不検出でした。福島県産の食材は、このように計測してもまったく検出されないものもあります。
青大豆(二本松市産)
充填量619g 測定時間12時間
事故由来のセシウムを検出しました。短時間測定でもセシウム検出は確認できましたが、グラフのばらつきによる誤差を減らすために長時間測定を行いました。(K,A)
青大豆、フカヒレスープ、長いもは、福島訪問者のお土産です。餃子と酒粕は依頼品です。





ふかひれ濃縮スープ(気仙沼産)フカヒレ濃縮スープの情報はこちら→http://www.kesennumahotei.co.jp/
充填量594g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 2.1 | 0.03 |
Cs134 | 不検出 | 2.1 | 0.01 |
K40 | 不検出 | 29.1 | 0.00 |
充填量が少なく、1Lマリネリ容器半充填で測定。計数率が若干あるが、Cs-137, Cs-134のピークとは一致せず。コンプトン散乱と天然核種と書きました。
王将ぎょうざ 餃子の王将の情報はこちら→ http://www.ohsho.co.jp/
充填量912g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 1.4 | 0.00 |
K40 | 32.4±25.0 | 17.7 | 0.08 |
ツイキャスで放送し、詰め込みをご自分たちでしてもらいました。餃子は測定所近くの王将で購入。生餃子です。
酒粕(月桂冠) 酒粕の情報はこちら→http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/enjoy/recipe/recipe01.html
充填量1030g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.0 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
K40 | 不検出 | 15.6 | 0.02 |
まったくの不検出です。
長いも(郡山市産)
充填量685g 測定時間3時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.9 | 0.00 |
K40 | 126±37.8 | 10.2 | 0.23 |
検出の可能性が確認されたので3時間測定に延長しました。結果は、不検出でした。福島県産の食材は、このように計測してもまったく検出されないものもあります。
青大豆(二本松市産)
充填量619g 測定時間12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 4.93±1.63 | 0.6 | 0.14 |
Cs134 | 2.79±1.26 | 0.7 | 0.07 |
K40 | 568±125 | 7.1 | 0.94 |
1月30日測定日誌(ラギ(インド)、赤大豆(福島))
今日は、女性測定員の日です。測定検体は、昨日依頼のあった「ラギ(Ragi)」というインドの粟で作った小麦粉のような粉と以前福島に行ったときに購入してきたという赤大豆を測定しました。ラギについては、インドの核実験の影響はないか確かめたいというものです。結構悩ましい結果が出ました。
測定結果です。(どちらも判定は微妙です。再測定を行う予定です。正式な結果は、後日アップします。)
ラギ(インド産)
充填量748g 測定時間1時間
セシウムの濃度が表示されました。しかし、よく見ると天然核種のピークがいくつも見られます。しかも食材にしては、かなり大きなピークです。セシウムの位置にもピークがありそうな感じにも見えます。このままでは、判定できないので、測定時間を延長して再測定にかけました。12時間測定にしましたので、明日にならないと結果は出ません。乞うご期待です。
赤大豆(福島県産)
充填量615g 測定時間1時間
セシウム137濃度が表示されましたが、134は検出されないという結果になりました。グラフからは、セシウム134のピークもありそうなのですが、グラフ全体の凸凹が激しくて、これまた判断が微妙です。なので、これも再測定することにしました。(A)
測定結果です。(どちらも判定は微妙です。再測定を行う予定です。正式な結果は、後日アップします。)


ラギ(インド産)
充填量748g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 3.47±2.04 | 1.3 | 0.12 |
Cs134 | 2.29±1.87 | 1.4 | 0.07 |
K40 | 154±51.2 | 15.6 | 0.31 |
セシウムの濃度が表示されました。しかし、よく見ると天然核種のピークがいくつも見られます。しかも食材にしては、かなり大きなピークです。セシウムの位置にもピークがありそうな感じにも見えます。このままでは、判定できないので、測定時間を延長して再測定にかけました。12時間測定にしましたので、明日にならないと結果は出ません。乞うご期待です。
赤大豆(福島県産)
充填量615g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 2.82±2.33 | 1.7 | 0.08 |
Cs134 | 不検出 | 2.0 | 0.00 |
K40 | 510±135 | 18.9 | 0.83 |
セシウム137濃度が表示されましたが、134は検出されないという結果になりました。グラフからは、セシウム134のピークもありそうなのですが、グラフ全体の凸凹が激しくて、これまた判断が微妙です。なので、これも再測定することにしました。(A)
1月28日測定日誌(宝寿茶(国内産)、大鹿牛(長野県産))
今日は、測定員のIさんがお友達をさそってきてくださいました。また、測定状況をツイッターで放映してくださいました。測定検体は、1.宝寿茶という野草18茶で、東京都の会社のもの。2.定期的に測定依頼していただいている尼崎市内にあるお肉の卸のお店「まぁの」さんの大鹿牛というブランド(長野県産)のお肉の測定を行いました。
測定結果です。
宝寿茶(東京都内の会社) 宝寿茶の情報はこちら→http://www.rakuten.ne.jp/gold/houjuen-shop/
充填量205g 測定時間1時間
セシウムの計数率に数値が出ましたが、セシウムのピークはありませんでした。一方、天然核種のピークが複数確認されたので、放射性セシウムは、不検出。計数率は、天然核種によるご検出と判断しました。
この検体は、充てん量が少なすぎたため、グラフのばらつきが大きくて、正式な報告書にはなりませんでした。
大鹿牛(端肉)
充填量1017g 測定時間1時間30分
放射性セシウムは、計数率も0.00cpsでまったく検出されませんでした。カリウム40の濃度からバラ肉のような部位と思われました。また、まあのさんに聞いてみます。
なお、1時間半の測定で、ここまで検出下限値が下がっています。本当に性能がアップしました。うれしい悲鳴です。(A)
測定結果です。


宝寿茶(東京都内の会社) 宝寿茶の情報はこちら→http://www.rakuten.ne.jp/gold/houjuen-shop/
充填量205g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 4.3 | 0.03 |
Cs134 | 不検出 | 4.7 | 0.04 |
K40 | 283±122 | 56.5 | 0.16 |
セシウムの計数率に数値が出ましたが、セシウムのピークはありませんでした。一方、天然核種のピークが複数確認されたので、放射性セシウムは、不検出。計数率は、天然核種によるご検出と判断しました。
この検体は、充てん量が少なすぎたため、グラフのばらつきが大きくて、正式な報告書にはなりませんでした。
大鹿牛(端肉)
充填量1017g 測定時間1時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 0.7 | 0.00 |
Cs134 | 不検出 | 0.8 | 0.00 |
K40 | 48.5±20.2 | 9.3 | 0.13 |
放射性セシウムは、計数率も0.00cpsでまったく検出されませんでした。カリウム40の濃度からバラ肉のような部位と思われました。また、まあのさんに聞いてみます。
なお、1時間半の測定で、ここまで検出下限値が下がっています。本当に性能がアップしました。うれしい悲鳴です。(A)
1月26日測定日誌(生しいたけ、しみとうふ)福島県産
今日は、昨日から12時間測定してきた福島県産の生シイタケ(菌床栽培)の結果の確認と、しみとうふ(福島県産)の測定を行いました。どちらも関西ではほとんど流通していません。福島へ行った方からの依頼品です。福島では道の駅や観光物産として販売されているようです。通販でも手に入れることが可能なようです。
測測定結果です。

生しいたけ(菌床)福島県二本松市産
充填量396g 測定時間12時間
放射性セシウムを不検出。原発事故由来。 予想していたよりも少ないものでした。やはり菌床栽培品は、原木栽培に比べると低いです。取り込まない栽培努力もされているのだと思います。
しみとうふ(福島県産)しみとうふの情報はこちら→http://www.new-fukushima.jp/archives/21929.html
充填量157g 測定時間2時間
この食材は、以前自主回収するほどの汚染状況だったそうです。検体量が少なく、セシウム137のみ濃度が表示されました。スペクトルグラフからは、天然核種のピークがありますが、セシウムのピークもあやしい感じでしたので、再測定してみようと思います。(A)
測測定結果です。


生しいたけ(菌床)福島県二本松市産
充填量396g 測定時間12時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 4.30±1.68 | 0.8 | 0.08 |
Cs134 | 1.32±1.16 | 0.9 | 0.02 |
K40 | 87.3±29.1 | 11.0 | 0.09 |
放射性セシウムを不検出。原発事故由来。 予想していたよりも少ないものでした。やはり菌床栽培品は、原木栽培に比べると低いです。取り込まない栽培努力もされているのだと思います。
しみとうふ(福島県産)しみとうふの情報はこちら→http://www.new-fukushima.jp/archives/21929.html
充填量157g 測定時間2時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 5.4±4.85 | 3.7 | 0.04 |
Cs134 | 不検出 | 4.3 | 0.00 |
K40 | 117±78.0 | 52.9 | 0.05 |
この食材は、以前自主回収するほどの汚染状況だったそうです。検体量が少なく、セシウム137のみ濃度が表示されました。スペクトルグラフからは、天然核種のピークがありますが、セシウムのピークもあやしい感じでしたので、再測定してみようと思います。(A)
1月25日の測定(土壌、みかん(愛媛県産)、ずんだあん(岩手県産)
今日は、比較的暖かい一日です。測定器を改造して新システムで測定を始めて1週間がたちました。天然核種の誤検出も少なくなり、検出下限値も大きく下がりました。測定員にとっては、とってもありがたい状況です。
測定検体は、子ども達が遊ぶ土壌と愛媛県の自家栽培みかんから測定を始めました。あとからずんだあん(岩手県)の測定依頼が入りました。明日つむぎの家の行事で餅つき行事に使うとのことです。
まずは、測定結果です。


土壌(神戸市北区)
充填量1641g 測定時間30分
放射性セシウムは不検出。セシウムの濃度は天然核種による誤検出。
スペクトルグラフには、土壌特徴の天然核種のピークがいくつも現れましたが、セシウムのピークはありませんでした。ひとまず安心。子達が遊びまくっても大丈夫な土壌でした。
みかん(愛媛県産自家栽培)
充填量784g 測定時間1時間
計数率も0なので、放射性セシウムはかけらもないものでした。この自家栽培のみかんは有機・無農薬で栽培されているそうです。伊方原発の近くなので心配されて測定依頼があったものです。本当によかった。
ずんだあん(岩手県産)
充填量497g 測定時間1時間30分
この検体は、充填量が少なくて、グラフの凸凹がはげしい。セシウム137に怪しげなピークも見える。時間延長しないとよく分からない。でも、セシウム137の計数率は、30分時点で0.03→1時間では、0.02と下がっている。まず大丈夫だろうが、念のためもう30分延長しよう。よしよし、ピークもなくなってきた。安心な食材だった。
測定検体は、子ども達が遊ぶ土壌と愛媛県の自家栽培みかんから測定を始めました。あとからずんだあん(岩手県)の測定依頼が入りました。明日つむぎの家の行事で餅つき行事に使うとのことです。
まずは、測定結果です。



土壌(神戸市北区)
充填量1641g 測定時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 7.25±3.44 | 1.9 | 0.49 |
Cs134 | 10.3±4.18 | 1.9 | 0.58 |
K40 | 936±224 | 13.1 | 3.67 |
放射性セシウムは不検出。セシウムの濃度は天然核種による誤検出。
スペクトルグラフには、土壌特徴の天然核種のピークがいくつも現れましたが、セシウムのピークはありませんでした。ひとまず安心。子達が遊びまくっても大丈夫な土壌でした。
みかん(愛媛県産自家栽培)
充填量784g 測定時間1時間
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.0 | 0.02 |
Cs134 | 不検出 | 1.2 | 0.00 |
K40 | 34.5±22.2 | 14.5 | 0.07 |
計数率も0なので、放射性セシウムはかけらもないものでした。この自家栽培のみかんは有機・無農薬で栽培されているそうです。伊方原発の近くなので心配されて測定依頼があったものです。本当によかった。
ずんだあん(岩手県産)
充填量497g 測定時間1時間30分
核種 | 放射能濃度(Bq/kg) | 検出下限値(Bq/kg) | 計数率(cps) |
Cs137 | 不検出 | 1.3 | 0.01 |
Cs134 | 不検出 | 1.5 | 0.00 |
K40 | 50.8±30.1 | 18.9 | 0.07 |
この検体は、充填量が少なくて、グラフの凸凹がはげしい。セシウム137に怪しげなピークも見える。時間延長しないとよく分からない。でも、セシウム137の計数率は、30分時点で0.03→1時間では、0.02と下がっている。まず大丈夫だろうが、念のためもう30分延長しよう。よしよし、ピークもなくなってきた。安心な食材だった。
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